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御殿場市副市長へ要請しました [平和]

「住民の会」渡邊事務局長とともに、午前9時から御殿場市役所でオスプレイの訓練に関する要請を行いました。瀧口副市長と企画部長、演習場渉外課課長、統括の4人に対応していただきました。オスプレイの訓練だけではなく配備撤回が私達の望みですが、住民の安全、安心を守っていきたいという点では共通です。当局との見解の違いは前提とした上で、お互いの情報の共有をしながら使用協定協議のテーブルの上で私たちの声も取り上げてほしいと要望しました。
今朝は午前7時前から8時25分頃まで、横田を飛び立ったCV22オスプレイ1機が御殿場市上空を旋回し続けました。旋回した中心は富士岡、原里地区上空とみられます。今週予定されている自由降下訓練の下見とも考えられます。
要望内容は以下の通りです。
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御殿場市長 若林洋平 様
裾野市長  高村謙二 様
小山町長  込山正秀 様
東富士演習場地域農民再建連盟委員長  長田開蔵 様

オスプレイに反対する東富士住民の会
事務局長 渡邊希一
要  望  書

 私たち「オスプレイに反対する東富士住民の会」の活動に対して、常日頃ご理解を頂き、感謝申し上げます。
今年4月9日付で、オスプレイの訓練受け入れ拒否を要請する趣旨の要望書を提出していますが、米空軍仕様のCV-22オスプレイの東富士での訓練が始まった中で、改めて以下の3点について要望書を提出し、回答を求めます。

1. CV-22オスプレイの東富士演習場での訓練の常態化に直ちに抗議し、「いつでも訓練できる」使用計画の中止を要請してください。
CV-22オスプレイの東富士演習場での訓練の「暫定受け入れ」で、7月16日に初飛来してから、訓練がすでに9月28日まで11週間連続で平日に計画されています。これは、CV-22オスプレイの訓練の常態化であり、「通常訓練」化してきています。しかし、実際に訓練を行った日は9月17日までに6日です。訓練時間も7:00~22:00と使用可能な時間いっぱいになっています。計画だけ出しておいていつでも訓練できるようにしています。全く許容できません。このことは、東富士演習場使用協定運用委員会では、了承したのでしょうか。そうでなければ、直ちに抗議すべきです。また、訓練は、演習場だけの問題ではなく、その飛行ルートの下で暮らす住民にとって、毎日「危険を感じながら、不安な生活を送る」こととなっています。こうした訓練計画は認めないでください。

2. オスプレイの訓練をこれ以上受け入れないでください。
これまでオスプレイの安全性については「運用の中で検証していく」とされてきましたが、この間の相次ぐ事故、故障、部品落下や、事故率の上昇は、オスプレイが危険な欠陥機であることを証明しています。普天間基地所属のMV-22オスプレイは、報道されているだけで墜落や緊急着陸が合計11回に上っています。主なものだけでも、次の事故があげられます。
1 2016年12月13日、沖縄県名護市の浅瀬で墜落大破。
2 2017年8月5日、オーストラリアで揚陸艦への着艦に失敗し、3名死亡。
3 2018年2月9日、沖縄県うるま市伊計島沖に、部品落下。
4 2018年8月14日、鹿児島県奄美空港、沖縄県嘉手納基地への緊急着陸。
東富士での訓練のたびに、市街地上空を旋回、モード変換をしており、周辺住民は危険を感じています。住民の安全、安心のために、オスプレイの訓練は、これ以上受け入れないでください。
1 MV-22オスプレイの東富士での訓練に於いて、度々御殿場市、小山町の市街地上空を飛行、旋回してきました。
2 7月16日には、CV-22オスプレイが御殿場市、小山町の市街地上空を旋回しました。
3 7月26日には、CV-22オスプレイが裾野市街地上空を飛行、旋回しました。
4 7月30日には、CV-22オスプレイが裾野市街地上空を飛行、旋回しました。
5 7月31日には、CV-22オスプレイが裾野市街地上空を飛行、旋回しました。
6 8月1日には、CV-22オスプレイが裾野市街地上空を飛行、旋回しました。
7 8月27日には、CV-22オスプレイが裾野市街地上空を飛行、旋回しました。
 
また、MV-22オスプレイは、「CH-46の代替」として認めてこられましたが、オスプレイの主な運用目的は「強襲作戦」であり、東富士はその訓練場として常態化し、これまでに延べ630回を超える離発着訓練が行われてきています。さらに、CV-22オスプレイは、米空軍「特殊作戦」仕様で、地形追随装置を使った超低空飛行や夜間訓練が主としています。その上、東富士ではチャフ・フレアを含む射撃訓練も計画されています。オスプレイが「通常兵器」ではないことがはっきりしました。オスプレイの訓練は、米軍基地全面返還に逆行するものです。「使用協定」の大原則に反する訓練は、これ以上受け入れないでください。

3. オスプレイの訓練については、毎日の「演習通報」で周辺住民に知らせるようにしてください。
 オスプレイの訓練は、演習場内の訓練だけでなく、東富士演習場への入退出のルートの下で生活している周辺住民の生活への影響が懸念されます。オスプレイの安全性について、「運用の中で検証していく」ならば、富士学校からの「演習計画」への明示の義務付けに留まらず、周辺住民の生活への影響などで情報提供の協力を得るべきであると考えます。
 また、毎日の広報による「演習通報」では、これまでオスプレイの飛来・訓練について、特に触れてきていませんが、演習場内の問題に留まらないわけですから、訓練が計画されている日には、周辺住民に知らせるようにしてください。
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