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絶滅危惧種 ホトケドジョウ [日記]

昨日は市内各地で、秋のイベントが目白押しでした。私は最初に「生活フェアごてんば」「元気わくわくごてんばフェスタ」に参加をしました。日々の暮らしに関係した展示を試食や体験を通じて情報提供してくれます。また、市内の市民活動団体の活動発表の場でもあり、ゆっくり回れば数時間は過ごせる内容でした。生ゴミの堆肥化に取り組んでいる団体から、色々と課題を教えていただきました。
その後、国立青少年交流の家オープンハウスに移動しました。ここで興味深かったのは、県東部の高校生による体験活動です。新聞づくり、木工椅子づくり、身近な科学実験など多彩です。
私は地元の御殿場南高校の展示が面白く、生徒さんから細かな説明をしていただきました。内容は市内の新東名高速道路が通過する場所に、絶滅危惧種(IB)に指定されている「ホトケドジョウ」が生息している。この生息地に道路が通過するため、新しい水路を作って生息環境を維持できないかと取り組んでいる内容でした。
コンクリート3面の水路が前提になっているようで、人工的な窪みや、クランク、水草の定植などの効果を実験を通して検証した結果が掲示されていました。
数年かけて先輩から引き継がれて調査をしているようで、NEXCO中日本とも一緒に水路のあり方を研究しています。上手くホトケドジョウが生息し続けられる環境が整うことを期待しています。そして、今後も経過観察が続けられると良いですね。
ただ、疑問に思ったのは、なぜコンクリート3面水路なのだろうということです。生物が生息するには自然な川床を維持することが一番だと思うのです。ここにも効率優先の施工ありきなのでしょうか?
静岡県の絶滅危惧種のリストに載っている資料をアップいたします。
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御殿場市 「刀剣展」 [日記]

大きな台風被害に遭われた皆さんに改めてお見舞い申し上げます。また、温帯低気圧や台風が接近しています。最大の警戒が必要です。
この時期は市内でも文化協会が主催する各種の展示会や発表会が行われています。秩父宮記念公園で開催された「刀剣展」に出かけてきました。最近は刀剣女子ブームだそうで、浜松市あたりからも鑑賞に訪れるお客さんもいたそうです。
私のいった日は台風19号の去った後で、不安定な天気続き、主催者は少ないお客さんに残念そうでした。それでも近所の会員さんが丁寧に解説をしてくださり刀剣鑑賞の一端を知ることができました。
それにしても、展示されている刀剣類は技術の結晶でもあり、精緻な手仕事のレベルの高さには驚嘆させられました。
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最後の原里バラ祭り [日記]

今日は本来なら市内の消防団の施設点検があるはずでしたが、先の台風で行方不明の方がまだ見つからず、消防団の皆さんも捜索にあたっているため中止となりました。一日も早く見つかることをお祈りいたします。
午前中の時間が空いたので、今回で最後になる「原里バラ園」のバラ祭りに出かけました。変な気候のせいで薔薇の開花はまだ早いようでしたが、天気を見ながらお客さんが集まっていました。
ボランティアの方からススキの葉のバッタの作り方を教わり、作ってみました。「なかなかスジが良い。」とお褒めの言葉をいただきました。
バラ園は今後、年内いっぱい管理をして、バラたちは市内の施設に移植される予定です。もともとは「100万本のバラ」を推進する企画で、市内を薔薇の花があふれる街にしよう。そのためのテスト農園のようなスタートでした。御殿場の街にあったバラ「ノックアウト」が京成バラ園から提供されて市内に広く普及されました。このバラ祭りも市が主体だった事業から、ボランティア主体の事業に変わりました。多くのボランティアに支えられて当初の100万本のバラは目的を果たしたようにも思います。
このバラ園は地主に返却されます。残念ですが、また新しい薔薇のまちづくりの取り組みが始まることと思います。
お近くにお越しの際は、原里バラ園にお立ち寄りくださいね。
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刈屋 富士雄さんの講演会 [日記]

昨日、9月定例会が終了しました。最終日には一般会計と国保特別会計の歳入歳出決算認定について反対討論を行いました。やっと一段落です。
今日はその前の日に行われた講演会のお話です。御殿場市立御殿場中学校、御殿場小学校、東小学校の3校のPTA主催の教育講演会が2日に行われました。講師は御殿場小、中学校出身のNHK解説員の刈屋富士雄さんです。
刈屋さんといえば相撲解説やアテネオリンピックの「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への懸け橋だ!」や荒川静香選手が金メダルを獲得した時の「トリノの女神は荒川にキスをしました。」が名セリフとして有名です。今回の講演でも貴乃花や朝青龍とのエピソードやオリンピック中継をした時の苦労話などが話されました。
しかし、私が一番心に残ったのは元NHKアナウンサーで野球殿堂入りした志村正順氏のことでした。志村氏は学徒出陣壮行会を中継したアナウンサーですが、本来は和田信賢氏が中継を担当するはずでした。ところが中継当日、和田氏が現れず、急遽中継担当になったのが志村氏でした。志村氏はその大役をこなし、うまく士気高揚する中継が出来たと満足していたそうです。
ところが後日、なぜ和田氏が来なかったのか、その理由を知ることになりました。和田氏は若い未来のある学生を戦争に送り出す放送を担当することが嫌になり無断欠勤をしたのでした。それを知った志村氏は戦争に若者を送り出すことに加担してしまった責任を強く感じることになったのだそうです。その後、志村氏は放送の仕事から離れ、民放からのオファーも断り表に出ることはなかったそうです。
ところが平成17年に特別表彰を受けて野球殿堂入りをすることになり、その祝賀会が行われたそうです。その席には若かりし頃の刈屋さんも出席していたそうです。その祝賀会の席で、久し振りに表舞台に現れた志村氏のスピーチが行われました。その内容は野球殿堂入りした喜びを語るものではなく、学徒出陣壮行会を担当して、若い命を戦場に送り出すことに加担してしまった自らの責任や思いを若いアナウンサーに向けて語る内容だったのだそうです。今で言うメデイアの責任にふれ、平和であることの大切さや、二度と戦争に加担することのないように訴える内容だったそうです。
メキシコオリンピックの閉会式を担当したアナウンサーが最後に「4年後もオリンピックが開催される平和な世界でありますように。」という内容のコメントをしたそうです。このコメントには「大げさだ。」という批判もあったそうです。
ところが、その後のモスクワはソ連のアフガン侵攻に抗議してアメリカ、日本など西側諸国のボイコット、その後のロサンゼルスは東欧圏の報復ボイコット、その後のソウルも北朝鮮のボイコットと続き、政治的な影が反映されなくなったのはバルセロナからでした。刈屋さんは入局した時にオリンピックの中継がしたいと言うと、先輩から「オリンピックは4年経ったら開かれるものではないんだよ。」と教えられたそうですが、それが事実として示された歴史であったと振り返りました。そして、オリンピックは多くの人々の開催させたいという思いと、なんといっても平和であってこその祭典だと結びました。
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議会もあと2日 [日記]

議会も残すところ、あと2日。最終日の討論の準備をしながら、合間を見て新聞の集金などをしています。訪問してみると体調不良の方が多いことに驚かされます。脳梗塞のリハビリ中、背椎間狭窄症、難病など、様々です。周りの人だけでなく、自分も病とうまく付き合いながら暮らしていく年齢になったのだと実感します。
そんな中、昨日も沼津市方面からcv22オスプレイ が訓練に飛来しています。特殊な低空飛行を行うため、残念ながら自宅からは訓練の音が聞こえません。5時過ぎに爆音を響かせて上空を通過し、横田に帰還する時だけ、目視確認ができました。情報収集のためのネットワークがますます重要になっています。
この記事を書いていたら、住民の会から連絡があり今日の飛来情報が入りました。家のテラスに上がると、ヘリモードの音が聞こえてきます。演習場で訓練を始めたようです。
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