地方自治研究集会

昨日は静岡市まで出かけて、第23回静岡地方自治研究集会に参加しました。午前中は東京新聞の望月衣塑子氏の講演「民主主義とは何か〜安倍政権とメディア」でした。記者の目を通して見た、現政権の右傾化の流れを具体例を示しながら分かりやすく示してくれました。一つの新聞報道やニュースが表に出るまでには、メディアの内部でも様々な葛藤があること、それを後押しするのは記者をはじめとした関係者の良心や勇気ある決断がある事もよく分かりました。良心的な番組やニュース報道には是非「良い内容だった。」とfaxなども使って新聞社や局に「声」を伝えて欲しいということでした。読者や視聴者の反応や激励が大きな力になり、また頑張れるそうです。官邸内の記者発表の現場の生々しい様子も当人だから話せることばかりで、あっという間の2時間でした。(望月氏は写真はokでも、SNSはnoという事でした)
その後、林事務局長の基調講演が行われ、県内の自治体で問題になっている課題について駆け足でしたが、把握できました。
午後は分科会。私は「中小企業振興条例の活用」に参加しました。現在県内で、この条例を制定しているのは16自治体になったそうです。御殿場市も条例制定は済んでいますが、この条例の活用についてはこれからです。県内の情報交換が行われて参考になりました。