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「住民の会」の要望書 [平和]

「住民の会」で申し入れを行いました。今回は回答を求めているので、2市1町の行政と地権者の統一見解を調整する必要があり、直ぐには返事が返ってきそうにありません。しかし、来週には地権者の代表者と懇談を設定していただけましたので、色々と意見交換をしてきたいと思います。

2018年4月9日
御殿場市長 若林洋平 様
裾野市長  高村謙二 様
小山町長  込山正秀 様
東富士演習場地域農民再建連盟委員長  長田開蔵 様

オスプレイに反対する東富士住民の会
事務局長 渡邊希一

要  望  書

 私たち「オスプレイに反対する東富士住民の会」の活動に対して、常日頃ご理解を頂き、感謝申し上げます。
今年1月にオスプレイの訓練受け入れ拒否を要請する趣旨の要望書を提出していますが、その後の情勢の変化、特に米空軍仕様のCV-22オスプレイの横田基地への配備に関する情報が発表されたことにより、改めて以下の4点について要望書を提出し、回答を求めます。

1. オスプレイの訓練をこれ以上受け入れないでください。
これまでオスプレイの安全性については「運用の中で検証していく」とされてきましたが、この間の相次ぐ事故、故障、部品落下や、事故率の上昇は、オスプレイが危険な欠陥機であることを証明しています。東富士での訓練のたびに、市街地上空を旋回、モード変換をしており、周辺住民は危険を感じています。住民の安全、安心のために、オスプレイの訓練は、これ以上受け入れないでください。
 また、オスプレイは、「CH-46の代替」として認めてこられましたが、オスプレイの主な運用目的は「強襲作戦」であり、東富士はその訓練場として常態化し、これまでに延べ630回を超える離発着訓練が行われてきています。その上実戦的訓練も行われてきています。オスプレイが通常兵器ではないことがはっきりしました。オスプレイの訓練は、米軍基地全面返還に逆行するものです。「使用協定」の大原則に反する訓練は、これ以上受け入れないでください。

2. キャンプ富士フライトラインフェスティバルへのオスプレイ、F-35Bステルス戦闘機の展示中止を要請してください。
毎年5月上旬に行われるキャンプ富士のフレンドシップフェスティバルには、2015年よりオスプレイが展示されるようになりました。危険なオスプレイの展示自体が問題ですが、今年は、名称を「フライトラインフェスティバル」に変え、オスプレイに加えてF-35Bステルス戦闘機も富士山をバックに飛行しているポスターが公表されています。
名前を変え、戦闘機も展示することについて、話はあったのでしょうか。
ともあれ、普段の装備でないオスプレイ、F-35Bステルス戦闘機の展示中止を要請してください。
3. 木更津駐屯地への自衛隊購入予定のオスプレイ暫定配備を中止するよう要請してください。
米海兵隊のオスプレイの事故が相次ぐ中、自衛隊がオスプレイを所有すること自体が危険です。そして、木更津駐屯地に配備すれば、関東圏、東富士での訓練は必至で、住民がさらに危険にさらされます。木更津駐屯地へのオスプレイ配備を中止するよう要請してください。

4. 横田基地へのCV-22オスプレイ配備を中止するよう要請してください。
去る4月3日に、米空軍仕様のCV-22オスプレイ5機を今夏横田基地に配備することが発表され、その予行として5日に横田基地に飛来しました。突然のことで、深く憤りを感じます。
操縦士と整備要員の育成のため延期されていた配備が前倒しになったということは、不完全な状態での配備としか思えません。横田基地周辺の自治体や住民からの懸念、怒りは当然です
「環境レビュー」では、東富士でチャフ・フレアなどの射撃訓練を含めた訓練実施が明記されていますが、これまでに防衛省から地元に対して、東富士での訓練についての説明はあったのでしょうか。
これまでのMV-22オスプレイの訓練でさえ、地元住民は危険を感じてきているのに、さらに事故率の高いCV-22オスプレイの訓練は到底受け入れがたいものです。東富士での訓練を含む横田基地への配備は、中止するように要請してください。
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