一般質問が終わりました

昨夜来の雪も止んで、本日の一般質問は終了しました。御殿場市では事業基金16億円のうち6億円を取り崩して、来年度から2年間の均等割1／2軽減を行ないます。この対応は評価した上で、3年後以降も軽減の継続を求めました。基本的な方向としては継続したい意向は示されました。
私は6億円を事業基金から取り崩しても残高は10億円あり、市の事業基金の適正残高は4億円だと表明しているのだから、6億円分の基金活用ができることを指摘して、１８歳以下の子どもの均等割の免除を求めました。
今年の1月末の国保加入世帯の１８歳以下の子どもの人数は932人であり、均等割を廃止すると1,560万円超の予算が必要だということです。私は事業基金の残高から見ても実現は可能だと求めましたが、市は子どもに係る軽減措置は国が政策で行うべきものだとして応じませんでした。
一般会計からの法定外繰入れの実施は保険者努力支援制度の評価が下がる。国保財政は黒字なので繰入れは必要なしと認めず。収納率向上には繋がらず、医療機関の窓口負担が10割になる資格証明書の発行中止も求めましたが、滞納者との接触機会を設ける意味があると発行継続を強調しました。
国保の都道府県化はこれからが税負担が重くなる方向で動き出します。引き続き住民の負担軽減に取り組みます。